要点を伝える技術 その1 伝えるべきところはどこだ?
ここのところ、高校や塾の保護者会などで、進学に向けての話を聞く機会が増えました。
1イベントあたり、だいたい2時間ずつ。
参加するたびに、大学入試の実態、それに向けての学校・塾の方針、家庭ではこういうところに気をつけてほしいといった注意点、夏休みのうちにやっておくべきことなどの知識が増えていきます。
高校生なのだから、本人の気持ちを尊重したい。
自分で情報を収集し、未来を見据えた行動を責任持ってしてほしい。
と言いたいところですが、それにしては今の高校生は忙しすぎます。
つむぎをみていると、じっくりと自分を俯瞰する時間がなかなか取れていないと思います。
みなさんはどうなのでしょうか。
いろんなイベントで得た知識を、つむぎ本人、そして彼(つむぎの父)の3人で共有するわけですが、これがなかなか難しい。
聞いたこと、すべてが大事に思えますし、私と同じ気持ち(大抵は焦りと、やらなきゃという奮起)になってほしい。でも、2時間分そっくりそのまま伝えるというのは、効率が悪い。
そのため、これだけは伝えなきゃと思うポイントを抽出するように心がけています。
2時間のイベントだったら、目標は30分にまとめる。
いや、でもやってみると、だいたい45分くらいになってしまいますね。
聞いてきた2時間分を、全部伝えるのならば、そっくりそのまま真似して再現すればいい。
でも、それでは家族を代表して聞きにいった意味がなくなってしまいます。
仕事をしながらも感じていることですが、特に男性は、とりとめのない話を長々されるよりも、コンパクトにまとめられた報告や相談ごとを聞く方がいいようです。
女性は「あれもこれも伝えておかなかきゃ」と背景を盛り込みがちですが、男性には情報は不足くらいでちょうどいいように感じます。
なぜなら、判断材料が不足していると感じれば、男性側から質問をしてくれることが多いからです。
続きます。
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