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2020年04月

4月最終日。
それぞれの部屋でテレワーク勤務する私たちと、リビングで黙々と課題にとりくむつむぎ。

朝ご飯をたべて、それぞれの場所にちらばって、12時すぎに集合。
昼食をたべて、また18時過ぎまで解散。
こんな日常が4月頭からずっと続いています。

同じ家にいながら、仕事に集中していると他の部屋の音はまったく聞こえないものです。
それぞれが自分の使命を果たしている。そんな澄んだ時間が流れています。


昨夜のニュースで、
「ママをやめてもいいですか?」
という映画のことを知りました。

小さいお子さんを抱えるお母さんたちが、この過去のドキュメンタリー映画を観たいと声を挙げられたのだとか。オンライン上映も決まったようです。映像をみただけで、これは大変だな、辛いだろうなと思います。

過去の自分のことを振り返りながら、現在に照らし合わせて考えたとき、
今、この非常事態宣言で家族みんなが家にいることは、もしかしたら貴重な時間なのではないかと思うようになりました。

私たちは一般的な会社員で、朝仕事に出て夜帰ってくるという仕事をしてきました。
朝、それぞれが出かけて夜に集合する。

テレワークが始まった時、毎回のお昼ご飯が大変だな、と思ったものですが、
慣れてくるとなんだか楽しくて、会社の近所で食べていたランチに似せたものを作ってみたりしています。

また穏やかな日本(まったく新しい日本かもしれませんが)がもどってきたとき、
今の不自由ながらささやかな幸せを懐かしく思い出すかもしれません。

だとすれば、今、まだ私たちが食べさせてあげなければいけない高校生のつむぎとの生活を、精一杯楽しみたいと思いました。

もう「ママ、ママ」と追いかけ回してくる年齢ではないから、こんな悠長なことをかけるのかもしれませんが・・・(すみません)。

大学生になったら、アルバイトもするかもしれないし、もしかしたら私なんかよりもずっと周りの人、社会に役立つ活動をしていくかもしれない。あっという今に抜かされてしまうかもしれない。

今が大事という思いが強くなります。

外食や外出は、しばらくお預けでまったく問題ありません。
目の前の景色を大切にしていきたいと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の長期化を受けて、入学時期を9月へ変更するかどうかの議論が話題になっています。

受験生真っ只中である我が家では、つむぎ本人は複雑な模様。
高校生活最後の1年のうち、早1ヶ月間を友達と会えずに過ごし、いろんな学校行事の中止も決まったりと我慢の日々が続いています。だから、それらの行事を行うことができるのならば、延期もいいかも、という感じのようです。

けれど、あと○ヶ月で受験が終わる(はず)と指折り数えて勉強している彼女にとって、入学時期の変更=入試先延ばしになるとすれば、精神的に少ししんどいのはわからないでもありません。
マラソンをスタートしてから、5キロ追加しますねと言われているようなものですから。

でも、決まればあれこれ思わず従うしかないという覚悟もあるようです。

つむぎたちの学年は、今回のことがなかったとしてもセンター試験から共通テストへの移行1期生でしたし、外部試験の必須か中止、筆記試験の見直しなど、いろいろとゆれる学年であったわけです。

新型コロナウイルスは全くの想定外で、まさか学校に行けない日々がこんなに長引くとは思ってもみなかったわけですが、変化の年にあたった運命は背負っていかなければという思いのようです。


昨日は友達とのスカイプの会話でも、この話が出たとかで、大賛成ではないけれどみんな
「あー。なるほどー。あーあーあー」
と笑っていたそうです。

もしかしたらつむぎたちは、中1からですからすでに5年の月日を過ごし、学校も先生も友達もみな知っている状態で、最後の1年は残念だったけれどそれまでの思い出はあるし。と割り切れる状態にあるからかもしれません。予想より落ち着いているなという感じです。

親の私の立場からすれば、ただひたすらに子供達が納得できて、すっと動ければそれでいいと思います。9月入学の案ももちろん理解できますし、子供達のいいような悪いようなの気持ちもわかる。

折衷案はなかなか難しいと思いますが、皆が議論して、了解できる策がみつかればいいなと思います。

結局は同じことを言っているのかもしれません、ということを前提として書きます。

つむぎが新型コロナウイルス感染拡大防止からくる世の中の変化を受け、自分自身はなにを目指して生きていくべきなのか考えているという話をするようになりました。

理屈っぽいことをいうようで、SNSやユーチューブ、テレビやニュースなどいろんなところから得た情報に影響をウケ、自分自身の考えはふわっとした状態のつむぎ。
いろんな業種の人が休む間もなく限界まで働いていたり、気力も体力も時間も十分なのに休業しなければならない状態にあったりと、苦しい状態にある状況をみる中で、これからの社会に必要とされる仕事は何なのか考えているようです。

世の中を広く見つめるのが得意な人とそうでない人がいると思うのですが、以前までのつむぎであれば
「将来、なくならない仕事につきたい」
と言い、安定を目指していたように思います。

それが、今回の世の中の変化でますます分からなくなり、個々人に選択が委ねられました。

今までの選択肢、例えば有名な企業だとか専門職なども、この先はどうなるか分からないですし、新しい仕事を生み出すチャンスも多くあると思います。つむぎがそんな中、なくならない仕事という視点から必要とされる仕事という視点で物事を考えられるようになったのは、とても良かったなと思います。

広い視野で状況をみて、今後の未来を創造していける人間になってくれれば、と思います。

 

絵本作家として、日本最大級のオンラインサロンの主催者として、そしてもちろんお笑い芸人さんとしてもご活躍中のキングコング、西野亮廣さん。

数年前に著書に出会ってから、注目している方の一人です。

彼がお話しする中で、とても面白いと思ったのが
システムエラー
という考え方です。

私たちはともすると、成果が上がらない、失敗してしまうのは努力不足なのではないかと考えてしまう。
果たして本当にそうなのか?
システムエラーと考えて、もっと上手くいく方法に対し、知恵を絞っていく。
人を責めずに失敗をさせてしまうシステムの改善をした方が、今後のしあわせにつながるという考え方。

むむう、なるほど。と。


私はとても不器用で、人の何倍も経験して失敗を重ねることでコツを掴み、時間を短縮させつつ精度をあげる=信頼を勝ち取るという生き方をこれまでしてきたわけですが、つむぎたち未来の人たちは、私と同じようなやり方では生きにくくなるなと思います。


というわけで、つむぎの勉強の件、

つむぎの課題といえば、理系専攻なのに理系科目で苦戦しているという点。
これをどうすればいいのか。

システムエラーという面で考えるとすれば、文系科目に逃げてしまえるような環境を作っていたということ。そして、ノリノリで勉強できる仕組みを生み出せていなかったという点。
気分転換という言葉をいいように使い、集中してできる環境を用意できていないこと。
他人と比較し焦るという経験があまりないこと。
兄や姉がいないので、今の受験の生の話をあまり聞けていなかったこと。など、あげればたくさんあります。

人のアドバイスを取り入れる、ということに対しては、つむぎ自身がネットワークから色々と行動を始めていますのでそれはいいとして、親としてできることは、家で集中して勉強できる雰囲気づくり、サポートかなと思います。


失敗を重ね、改善を重ね、システムエラーを改善していくこと。

うまく点数が伸びていなかったり、明らかにダラダラしている様子を見たりすると、ついつい怒ってしまいたくなりますが、これは失敗の一つとして冷静に対処していければと思います。
私自身、イライラしないシステムの構築が必要です。
 

勉強机もあるのに、ダイニングテーブルの一角で勉強をするつむぎ。
部屋との往復が面倒なようで、とうとうIKEAのキャスター付きのワゴンを隣に設置し、教材を置き始めました。

まあ、ね。
仕方がないです。
中学受験の時も、ダイニングで勉強していたのだから、今更自分の部屋でやったら?と言ったところで落ち着かないようなのです。

ダイニングテーブルは150cm幅のもので、3人家族としてはゆったり目にしたつもりなのですが、つむぎの勉強机もかねているのでジャストサイズ。
食事の時間になるとつむぎの教材が片付けられ、 ご飯の後にIKEAのワゴンからまだ教材が戻されると言った形です。

食事の後、いつもはソファに移動する彼が、
「あー、この教材知ってる。懐かしい」
と歓喜の声をあげました。どうやら学校の高3の教材として購入した参考書が、彼自身もやったことのあるものと同じだったようです。約30年ぶりの再会です。

つむぎ自身は、まだ授業が始まっていないし、開いてもいないという状態であることが多いのですが
「これ、本当にいいから。えっとな、このあたりを読んで・・・」
と彼がテレビショッピングのように熱弁を振るうものですから、つむぎも(ほう、そんなにいい教材ですか)と聞き入っている模様。面白いなと思います。


もちろん改訂されているとは思いますが、優良な参考書、問題集は時代を超えて残るのですね。
つむぎも愛用してくれたらいいなと思います。 

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