三者面談の時、つむぎが担任の先生にこぼしていた言葉が印象的です。

今年の最初、1月から、私は物理を必死にやってきた。
学校でもらった中の1冊に決めて、紙がふにゃふにゃになるまでやった。
これだけやったんだから、と毎回思う。なのに、思ったように点が取れない。取れないまま、半年立ってしまった。
先生、私、物理は無理なんでしょうか。物理はやっていて難しいけれど面白い。なのに、点数が上がらない。勉強している時にはわかったと思うのに、テストになるとそれほど取れない。文系の方がよかったのかなと思ってしまう。


つむぎから聞く言葉として、必死にもがいているのが伝わってきて、親としてもとても辛かったです。

皆さんならどう言いますか?

1)そりゃ、最初から物理を真剣にやっていたわけじゃないんだし。最近は頑張っているけれど、もっと早くからやったらよかったのでは?
2)そっかなー。頑張っていると思うよ。たまたままだ点数が上がらないだけだよ。大丈夫。
3)間違えたところのとき直しが足りていないんじゃない?努力と理解は違うよ。
4)みんな難しかったんじゃないかな。つむぎだけが点数悪いわけじゃないでしょ?まだ間に合うよ

などなど、バリエーションはたくさん思い浮かびます。
けれど、これらどれも正解じゃないと思っています。わたし自身もわからないのです。
大丈夫と無条件で励ますべきか、焦らせて何くそと思わせるべきか。何もかも。

物理を並々ならぬ決意で大量に解いていることは知っています。
できればもっと、スッと点数に現れて欲しかった。偏差値も上がって欲しかった。
底辺キープとは言わないまでも、成果として現れていないと感じます(少し上昇した程度で、まだ不十分)


こんなにやっているのに。
なんで、なんで、なんで?
何が足りない?どこが悪い?教えて、教えて。

つむぎの苦しみが伝わってくるのです。


私達に答えが分かっているのならば、すぐに教えてあげられるのに。
大学受験ではこれができません。特に今年は、ほんとうにさっぱり見えないのです。


三者面談の席。じっと黙ってつむぎの話を聞いていた担任の先生が一言。

頑張っていることはよくわかる。よく知ってる。ほんとうによくやっていると思う。
けどね、つむぎさん。今、点数が上がらなくて苦しい、悔しいと思うのは、ほんとうに頑張り始めたからだよ。もっと前だったら、こういう気持ちになれないまま、諦めてしまっていた。
頑張って、成果が出るまでにはどうしてもタイムラグがある。これも覚えておいて。頑張ってすぐに点数は上がらない。だから、いまは耐える。耐えて、耐えて、その上昇するいつかをじっと待つ。歩みを止めちゃダメよ。とにかくやる。あれこれ考えずに、ひたすらやる。
受験当日に間に合うかどうか、それは先生にもわかんない。わかんないけど、やるしかないの。ね、私はちゃんと見てる。


あー、先生はすごい。
つむぎが顔を上げたとき、かなわないなと思いました。
つむぎと人間 対 人間の話をしてくれている。ありがたいなと思いました。